プレッシャー

ぼくは長男なんですけど、ふと考えてみた
自分がもし、家の姓を継がないで婿として外に出たとしたらどうなるんだろうって
ちなみに、結婚することが決まったとか、プロポーズするとか言うんではないです
まだ相手もいませんから、いつか判らない話だけど
真っ先に思い付いたのは親の顔、特に父親の顔
父は子供の頃からあまり僕の考えに反対はしない人でした
僕が考えたことをとても重視してくれ、口出しも余りしない人でした
いろいろなことを父から直接学び、父の背中も見て育って来た気がします
そんな父が昔から僕に言ってきたことが一つだけあります
墓参りにいくと、必ず「この墓はお前が守っていくんだぞ」と
当然のことと思って育ってきたけど
まさかこの言葉がプレッシャーになってたとは思ってなかったです
もし、僕が墓を継がなかった時のことを考えたんだけど
従兄弟が継ぐか、誰も継がなかったら、父は子孫と同じ墓には入れないことになる
血を継ぐと言うのが、父親の一番の期待なのかと思うと
それは一番の親不孝なのかもしれないと思ったら涙が出てしまって
そのまま小一時間号泣してしまいました
こんなに泣いたのって子供の時以来かなってくらいで
今後本当にこういうことを考えないとならない時がくるのかなと思うと
少しプレッシャーは大きい
不安になってみたりして